苦手な分野を時間かけて調べて、最終的にはなんとなく上手く行った!なんて事はしょっちゅうですよね! せかく見つけた参考ページのURLや電話で問い合わせをしてやっと理解できたことなど備忘録として残して行きます。
私はフォトグラファー
お伝えしますが、私はフォトグラファー(写真家)です。今回の記事は自分でもかなり馴染みのない言葉を使います。合っているかどうかもわかりませんが私なりの理解なので、先にお断りしておきます。
Canon log 有償アップグレード
今回はこのお話し
ムービーを撮ることになった経緯はここでは誰も興味ないハズなので端折って行きます。
まずカムコーダではなくシネマカメラが欲しくなったのです。旅行用にハンディーカムやアクションカムは持っていてそれなりに使用しています。4K機能は付いていますがほとんど出番はありません。
ちょっと雰囲気の良いムービー(真実ではない非現実な映像)はlog撮影が可能なカメラで多く産み出されています。ちょっとかじった情報だとlog撮影はダイナミックレンジが広く、ハイキー、ローキーで潰れそうな露出箇所をデータとして残して(救済)くれています。
写真でいうRAWデータみたいなもんです。この素のデータにいろんな味付けをして行くのがLUTを当てる!というのらしいですが、写真でいう現像みたいなもんでしょうか。今回Canonが5DMKⅣのlogアップデートするに当たって、それ用のLUTも準備しています。(それを使わないといけない訳ではありません)
そして少ないLUTの1つを適用して比較動画を作ったのが上のyoutubeということです。
たったここまでですが2日かかりました(もちろん仕事の合間に・・・(笑))それを順番に記載して行きます。
まずはお近くのサービスセンターへ
まずサービスセンターに自分の5D MK Ⅳを持って行くか送りつける事からしなくてはいけません。
http://cweb.canon.jp/eos/lineup/5dmk4/info/canonlog/index.html
Canonのページタイトルにもあるように有償アップグレードなのです。最新版のファームウェアはVer.1.0.4ですが有償アップグレードするとVer.1.1.0になります。
ちなみに私たちは大阪のサービスセンターに17時に入って受付をし、17時50分にはカメラを受け取る事ができました。実作業は20分程度とおっしゃってました。
もらったマニュアルはちゃんと読みましょう
翌日にはムービーとテスト収録をしましたが、メニューの中のCanon log 切・入だけの操作ではlogで撮影されていませんでした。
もらった4Pほどのペラペラのマニュアルを開くとなんと、メニューの切・入だけではなく、モードの設定やISO感度の設定、周辺露光のレンズ設定、表示されているモニターでの見え方など書いてあり、それを実行するとなるとかなり制限された撮影環境でしか使えないのではないかと思われる設定が書いてありました。
私的にはジンバルを使ってロケで使いたかったので絞り優先(AV)。NDフィルターは72mmしかもっていないのでISO感度は100で収録したかったのです。日中にロケで使う事を考えたら色んなサイズのNDフィルターが今後必要になります。
ここはもうちょっと調べます。明日canonさんから電話をいただく段取りにしています。
Canon用のLUTを手に入れよう
別にcanon用じゃなくてもイイと思うのですが(カッコイイLUTであれば)一応ココで手に入るので・・・
http://cweb.canon.jp/cgi-bin/download/select-os.cgi
ココからご自分のOSを選んで、アプリケーションの中から「Canon lookup table 201706版」をクリックしダウンロードしてください。
これが手にはいればあとはご自分の編集ソフトでどうにかできそうですが、一応Canonのサポートセンターさんの話によると今回のLUTの拡張子はダビンチリゾルブの拡張子らしいので、こちらで編集、書き出しをして、それをいつも使う編集ソフトに持ってくるやり方が良いのではないでしょうか!?
卵と鶏みたいですが、先にいつもの編集をして最後にLUTを当てるのが楽かもしれませんね!でもこれは自分で運用はじめて、どうするのがいいのかわかる事でしょうね!
まずは苦労したココまで! 備忘録として残します。